2019年度 日臨技九州支部 医学検査学会(第54回)
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2019年度 日臨技九州支部学会(第54回)
学会長   田中 信次
(一般社団法人 熊本県臨床検査技師会 会長)
 2019年度日臨技九州支部医学検査学会(第54回)は(一社)熊本県臨床検査技師会の担当で2019年11月2日(土)、3日(日)の両日に熊本市の熊本城ホールを会場として開催いたします。
 本学会のメインテーマは「結んで開こう!!」サブテーマを『〜挑め・新たな扉〜』としました。2016年に発生しました熊本地震では九州各県から多くのご支援をいただきありがとうございます。その差し伸べられた支援の手をしっかりと我々の手に“結んで”復興の力とさせていただきました。また、そのエネルギーを「“開”かれた検査室」という検査技師の課題にも使わせていただきたいという想いからメインテーマを決定しました。またサブテーマは我々検査技師の前に置かれた“新たな扉”(検査技師の病棟医療への参画、認知症患者への関わり、在宅医療への参入、災害対応検査技師の育成など)へ、臆することなく“挑”まねばという想いからサブテーマを決定しております。
 このテーマを基に一般演題をはじめ教育講演、文化講演、学生シンポジウム、熊臨技企画、学術部門別企画などを計画しています。文化講演には医療法人聖粒会 慈恵病院 院長 蓮田 太二(はすだ たいじ)先生より「こうのとりのゆりかご」についての講演を、また教育講演には海外青年協力隊としてラオスで国際貢献されていた山陽女子短期大学臨床検査学科 准教授 楾 清美(はんどう きよみ)先生に臨床検査技師の国際化に関し講演をいただく予定です。熊臨技企画としては二つの企画を予定しております。@学会初の試みとして、ノンテクニカルスキルに関しての体験、参加型講座を医療法人福甲会やました甲状腺病院 診療技術部 部長であり純真学園大学コミュニケーション論講師の猪俣啓子先生にお願いしております。A「熊本地震を経験して」と題し、自らの知識、経験を地域、職域へどう還元したか?を医師、臨床検査技師の5人の先生方にご講演いただく予定です。
 会場になります熊本城ホールは文字どおり熊本城の傍にあります。震災時にはお城も大きな被害を受け、現在も修復中です。完全復旧は2037年ともいわれております。今回復活しつつある熊本城を間近に見ながらの学会となりますが、その復興のエネルギーも感じていただき、変わり行く熊本をぜひその目で確かめていただきたいと思います。また2019年にはラグビーワールドカップや女子ハンドボール世界選手権が熊本県で開催予定です。この年は非常に賑やかな熊本になりそうです。
 元号が「令和」に変わって初めての九州支部学会となります。今後も永きにわたり会員の皆様に親しまれていく九州支部医学検査学会が、今回も活気のある、実りのある集まりになるよう実行委員一同準備を進めてまいります。九州各県の会員、関係者の皆様のご参加を心よりお待ち致しております。
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